クオリティを追求したネオジウム磁石リポート
俺にはトラウマがある。ネオジウム磁石という単語だ。ネオジウム磁石の話をしたことに
よって俺は一番大事な人を失ってしまった。それからというもの、俺は元カノの呪縛にと
りつかれている。
そのネオジウム磁石がケータイに入っているという話をしたのを最後に
別れたから、俺はケータイを目にするたびに元カノを思い出す。俺は一度あいつに謝っ
た。今までごめんって。だけどあいつは謝らなくていいって言った。俺と関わりたくない
らしい。新しい彼氏が出来たみたいだ。俺だって別に謝りたかっただけで寄りを戻したい
って訳じゃなかった。しかし、俺はそれ以来あいつをずっと思い出している。友達は「今
ごろ気付いたか。でももう遅い。」俺はまだあいつが好きだった。もう一度寄りを戻せる
ことを願っている。
「諦めろ、それより知り合いを紹介してやるよ。」と友達に言われて
会ったのは綺麗な人だった。その人には悪いが俺を嫌いになってもらおうとわざと嫌な態
度をとった。「俺、ケータイ持たないことにしたから連絡出来ないわ。」「犬飼ってん
の?服着せるなんて人間のエゴ。」「禁煙席?じゃあ出る?」きっと自分勝手で気配りが
出来ない人だと思われてんだろうな。別にいい。俺はあいつ以外興味がない。もっとあい
つを大切にすればよかった。ちゃんとありがとうと言えばよかった。紹介された女の人と
別れる時俺に言った。「あなたみたいに一途な人、久しぶりに見たわ。」と言った。
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